不動産管理の宅都ホールディングスが民泊施設をオープン--スマートキーなど活用

 宅都ホールディングスは5月17日、民泊事業への本格参入に伴い、大阪府大阪市に簡易宿所型民泊施設「TAKUTO STAY堺筋本町」をオープンしたと発表した。スマートキーを使用するほか、オンラインチェックインなどのツール導入を検討している。

「TAKUTO STAY堺筋本町」
「TAKUTO STAY堺筋本町」

 宅都ホールディングスは、大阪府大阪市に拠点を置く不動産会社。不動産管理、仲介、開発などを手掛けており、不動産事業の更なる拡大を図るため、民泊事業に参入することを発表していた。

 TAKUTO STAY堺筋本町(大阪府大阪市中央区瓦町1丁目)は、地下鉄堺筋線の堺筋本町駅から徒歩5分の場所に位置する。地上9階建てで、客室数は13部屋。客室面積は40平方メートル以上で、最大定員は5~7名。1室単位で1泊1万2500円~、メゾネットタイプが1室1万5000円~。オープンから約1カ月間は1泊1万800円~のキャンペーン価格を用意する。

 オープン後の数カ月間はスタッフがチェックインの対応をし、夜間は無人でチェックインが可能。今後は無人チェックイン運用を実現するため、鍵の受け渡しはスマートキー、チェックインはタブレットなどのオンラインチェックインなどのツールの導入を検討しているという。緊急時の初動対応は警備会社との契約を結び、セキュリティ面にも配慮している。

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