アトラクション企画制作を手がけるcuriosity(キュリオシティ)は5月9日、キャラクターロボットのオーダーメイドサービス「Chararoid」(キャラロイド)を発表した。
このキャラロイドは、アニメーションの世界を現実に存在させることをコンセプトとし、CGデザイナーがロボットの外装デザインを、動きの制御には自社開発のアトラクション演出用ソフトを使用するなど、オーダーメイドロボット制作事業をサービス化したもの。一般的なキャラクター体型で設計済みのフレームと部品を使用し、外装をさまざまなキャラクターに変更し、ソフトを入れ替える仕様とすることで、制作コストと納期を、従来のキャラクターロボット制作の半分に抑えているという。
ロボットとタブレットが連動し、映像表示やタッチパネル操作によるコミュニケーションが可能。また音声認識機能も備え、ロボットとの会話も楽しめる。受付用のタブレット画面、音声認識による会話フローはすでに組込み済みとなっており、別のキャラクターロボットの場合でも使用できる。コミュニケーションの流れをタイムラインで管理しているため、細かい動作を事前確認できるほか、BGMやサイネージ、プロジェクションマッピングなどとの連動も対応可能。プログラミング不要で会話フローの作成もできる。
瞳には小型ディスプレイをはめ込むことにより、従来のロボットでは表現できなかったキラキラの目や怒った目、ジト目などのアニメーション的な表現を可能としている。CGデザイナーがキャラクターデザインと挙動を担当することによりキャラクター表現を追求。声についてもロボットの合成音声だけでなく、キャラクターにあった声優を手配することにより、キャラクターらしい声で喋らせることができる。
このサービスは、MTMシステムズと共同開発によるもの。5月9~11日に開催される「第7回 IoT/M2M展」のMTMシステムズブースにて実物を展示する。
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