Amazonは、「Alexa」のスキル(音声対応アプリを表すAmazonの用語)を開発する人が収益を上げるための選択肢をさらに2つ追加したと発表した。米国で提供する。Amazonによってスキル開発者が利用できるようになった2つの収益化ツールは、スキル内課金とAlexaスキル向け「Amazon Pay」だ。両ツールはこれまで、ごく一部のブランドにのみ提供されていた。
Amazonは1年前、一部のカテゴリで人気の高いスキルを開発した人に、直接報酬を支払うプログラムを開始した。同社はその後、利用頻度、訪問者数、新規顧客数、評価といった指標に加え、高い顧客エンゲージメントを獲得したAlexaスキルを開発した人に対する報酬支払いも開始した。
新しいスキル内課金プログラムにより、開発者は「Alexaのスキル体験を豊かにするプレミアムデジタルコンテンツ」に対してユーザーに課金できる。これは基本的にアプリ内課金のスキル向けバージョンで、ユーザーは特定のコンテンツまたは機能に対するアクセスのロックを解除するために、追加料金を支払うことを求められる。
また、Alexaスキル向けAmazon Payは、事業者や開発者がAlexaスキルを通じて、イベントのチケット、輸送、花の配達などの物理的商品またはサービスを販売できるようにするものだ。ユーザーはAlexaスキルを離れることなく、自身のAmazonアカウントにひもづけられた情報を使用して支払いができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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