インヴァランスは、日本初のAI搭載マンション「LUXUDEAR 芝公園」の分譲を開始したと発表した。スマートホームAI「CASPAR(キャスパー)」を2LDK3戸に備える。
CASPARは居住者の習慣、嗜好を学習、把握し、家を居住者好みにコントロールしてくれる、スマートホームAI。LUXUDEAR 芝公園では、全43戸中のファミリー向け3戸にCASPARを設置。2LDKの室内に6カ所、AI用のセンサを組み込み、壁に内蔵するスマートスピーカや各種センサを通して、照明、カーテン、エアコンなどの操作が可能だ。
居住者の音声指示での照明、カーテン、エアコンの制御ができるほか、AIが入居者の習慣や行動を学習することで、音声なしでも自動でスマートホームAI CASPARが各種を制御するようになる。
CASPARは、米国のベンチャー企業「Brain of Things」が開発。インヴァランスでは同社に2017年7月に投資し、2017年10月より、「LUXUDEAR 高輪」の一部にCASPARを搭載し、実証実験を進めていた。
LUXUDEAR 芝公園では、全戸43戸中3戸にCASPARを搭載。全戸に自社開発のIoTアプリ「alyssa.(アリッサ)」を備える。alyssa.は、専用アプリをダウンロードするだけで、室内でも外出先からでも、スマートフォンから、照明、エアコン、給湯器、床暖房、玄関の鍵を操作ができる。
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