Facebook傘下の仮想現実(VR)部門Oculusは米国時間4月17日、新しい「My Privacy Center」を発表した。自身の情報や、Oculusに共有した情報を確認するためのツールを備える。5月20日にリリースされる予定だ。4月20日にはサービス規約やプライバシーポリシーも更新され、Oculusによるユーザー情報の使用方法に関する詳しい説明や「実際」の例が追加される。また、行動規範がサービス規約に追加される。
5月25日にはEU一般データ保護規則(GDPR)が施行される。GDPRは、EU圏でオンライン事業を展開する企業に対し、ユーザーの個人データの取り扱い方法を全面的に見直すことを余儀なくさせるものだ。
Facebookは、最大8700万人にのぼる主に米国ユーザーの個人情報がCambridge Analyticaに「不正に共有」されていた可能性があることをめぐって高まる議論への対応に追われている。そうした中、Oculusは独自にプライバシーポリシー改訂を進めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス