ソフトバンクとウィルコム沖縄は4月17日、ワイモバイルブランドのモバイルWi-Fiルータ向けの新料金プランとして、1日90円の追加料金で海外でもデータ通信を定額で利用できる「Pocket WiFi 海外データ定額」の提供を4月24日に開始すると発表した。
また、提供開始に合わせてPocket WiFi 海外データ定額専用機種として、モバイルWi-Fiルータ「Pocket WiFi 701UC」(uCloudlink製)を発売する。
今回、提供を開始するPocket WiFi 海外データ定額は、月額基本料3980円(「おトク割」適用時。契約期間なしの場合は5980円)で、国内で毎月7Gバイトのデータ通信を利用できるモバイルWi-Fiルータ向けの料金プラン。
おトク割は、利用開始月から37カ月間、基本使用料が3980円となるサービス。8カ月目以降も「長期利用割引」により引き続き3980円で利用可能。なお、3年単位の契約(自動更新)となり、契約期間中の解約などには契約解除料9500円がかかる。
海外での利用時には、1日90円の海外利用料を追加で支払うだけで、国内利用分とは別に毎月7Gバイトのデータ通信を世界100以上の国と地域で利用できるようになる。なお、6月30日までは、海外利用料が無料。
専用機種となるPocket WiFi 701UCは、データ通信の利用量などを簡単に確認できる約4インチのディスプレーと5350mAhの大容量バッテリを搭載したモバイルWi-Fiルータ。海外で利用する際は、uCloudlinkが提供する「CloudSIM Platform」を通じて、利用者がいる国や地域の通信事業者のネットワーク情報が自動で書き込まれ、そのネットワークに接続する。これにより、利用者は海外ローミングや通信事業者ネットワークなどの設定をすることなく、そのまま海外でデータ通信が利用可能となる。
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