PayPalは、数カ月以内に従来型の銀行が持つ機能を米国の一部ユーザーに提供する予定であることを明かした。それには、PayPalのデジタルウォレットの残高が米連邦預金保険公社(FDIC)の保護対象になることや、小切手による直接入金、現金の引き出しに使用できるデビットカードが含まれる。
PayPalがThe Wall Street Journal(WSJ)に述べたところによると、新しい銀行機能は最初の試験段階を経て、2018年前半に提供される予定だという。PayPalは過去のサービス使用状況に基づいて、試験に参加する候補者を決める予定だ。
この銀行機能は、従来の金融サービスを利用できない人々を想定したものだ。
PayPal自体が銀行になるのではなく、他の銀行と連携してモバイル預金に取り組む。また、ユタ州の銀行と協力して消費者と小企業向け融資に取り組むという。同社は、ATMのネットワークとも提携していくと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス