クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を展開するCAMPFIREは、仮想通貨交換業登録を進めていた仮想通貨取引所「FIREX」について、登録を取り下げ、廃業すると発表した。
同社では、取引所システムのリニューアルを目的に、2017年9月29日をもって取引サービスを一時休止。その後、ユーザーの資産保護と利便性の点で、万全のサービス体制を構築するためにはさらなる計画の見直しが必要との判断から、2018年4月4日をもって仮想通貨交換業の登録申請に関する取下書を関東財務局長に提出。廃業手続きに移行するという。
FIREXは、「Zaif」を運営するテックビューロとの提携により開設された仮想通貨取引所。ビットコイン、ビットコインキャッシュを取り扱うほか、CAMPFIRE独自トークンなどの取引を計画していた。なお、ユーザーの資産については、9月29日の一時休止のタイミングで返却しており、現在も専用フォームから返還手続きを申請できる。
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