Graspy Internationalが、太陽光発電バッテリ搭載の多機能バックパック「LIFEPACK」の国内先行販売をクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING by T-SITE」限定で開始した。
LIFEPACKは、カナダのSolgaard Designが開発し、「Kickstarter」「Indiegogo」で人気を博した製品。そのスペックは魅力的なのだが、海外クラウドファンディングサービス経由で入手するとなると、出資しても約束通り届かなかったり、届いても不良品だったりした場合に、日本語でサポートが受けられないと不安だ。そんな理由で注文をためらう人もいるだろう。
そこで、Graspy InternationalはLIFEPACKの国内総代理店となり、GREEN FUNDINGで先行販売キャンペーンを始めた。同社の黒田洋一氏は、「国内でのサポートや製品保証を提供し、日本の皆さまに安心してLIFEPACKを使って頂けるよう尽力いたします」としている。
LIFEPACKは、背面に太陽光発電パネル付きモバイルバッテリ「Solarbank」を搭載したバックパック。明るい場所であれば背負っているだけで常時発電し、4時間でスマホ1台を充電できるそうだ。バッテリ容量は1万1000mAhあり、フル充電状態なら「iPhone」6回分の充電が可能という。さらに、SolarbankはBluetoothスピーカ機能も備える。
Solarbankの給電用USBポートは2つあり、2台のデバイスを同時に充電できる。その一方は2.4A出力に対応し、急速充電に使える。USBポートは右側ポケット内部につながっているため、デバイスはポケットに入れたまま充電できる。
防犯面にも配慮されており、ナンバー式のワイヤーロックを装備。LIFEPACKのファスナーをロックしておけば、不用意に開けられることがない。どこかに置く場合は、ワイヤーでテーブルなどに固定して置き引きを防げる。また、本体はプラスチック層を含む4層構造で、衝撃や切断行為、水から内部の荷物を守る。
GREEN FUNDINGでの支援受付期間は日本時間5月31日まで。目標金額の50万円に対し、3月5日の開始から2日で目標金額を超え、記事執筆時点(日本時間4月12日17時30分)で目標の8倍を上回る409万3200円の資金を集めている。キャンペーン期間はあと49日ある。
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