Appleは4月9日、iPhone 8/iPhone 8 Plusの新色として、「(PRODUCT)RED Special Edition」を発表した。4月10日21時30分よりオンライン注文を開始し、店頭販売は4月13日より開始するとしている。
特別版の(PRODUCT)RED仕様のiPhoneが、iPhone 8の既存カラーであるスペースグレイ、シルバー、ゴールドに加わった。Phone 8 および iPhone 8 Plus (PRODUCT)RED Special Editionは容量64Gバイト、256Gバイトの2モデルがラインアップする。直販価格は7万8800円(税別)からで、従来価格と同じ。
アップルは、iPhone 7シリーズでも(PRODUCT)RED Special Editionを発売している。美しいガラス製の赤のボディの周囲を同色のアルミニウムが包むデザインで、すっきりとしたブラックを前面に押し出しているのが特長だ。
なお、iPhone Xの新色はないが、アクセサリとして欧州製レザーを素材に用いた「(PRODUCT)RED iPhone Xレザーフォリオ」も発表している。直販価格は1万800円で、4月10日より発売する。
(PRODUCT)RED製品の売上げの一部は直接、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のHIV/AIDS助成金に送られ、特に母親から新生児へのウイルス感染の排除を目的とした検査、カウンセリング、資料、予防のための各種プログラムの資金として利用されるという。2006年に(RED)パートナー企業となって以来、Appleはグローバルファンドに対して1億6000万ドル以上の寄付を実施。グローバルファンドに対する最大の支援企業という。
(RED)のCEO、デボラ・デューガン氏は、「過去11年間にAppleより寄せられた1億6000万ドル以上の寄付金は、今日、母親から新生児へのHIV感染を防止するための救命治療薬(ARV)8億日分以上に換算できる。Appleが同社のリソースを私たちの目的に提供してくれるのは非常にありがたいことで、Appleのお客様によるiPhone 8 および iPhone 8 Plus (PRODUCT)RED Special Editionの購入を通じて、私たちの目標が現実に近付くのが待ち切れない思い」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス