tsumugは4月5日、同社のコネクティッド・ロック「TiNK(ティンク)」シリーズが、「福岡市実証実験フルサポート事業」の第3期に採択されたと発表した。
tsumugは本採択において、宅配や家事代行などの既存事業者と連携し、TiNKを活用した不在時におけるサービス提供に関する実証実験を行う。
実証実験は、パートナー企業であるAPAMAN、シャープ、さくらインターネットなどのに加え、TiNKとの連携を検討する新たなパートナー企業と共に実施。福岡市内の特区エリアの集合住宅物件に、TiNKシリーズを多数設置し、同シリーズを活用した付帯サービスを提供する。
TiNKシリーズは、単独でLTE通信が可能なコネクティッド・ロック。住宅各戸のドア部に設置するシリンダータイプの「TiNK C」と、集合住宅用インターホンに設置するタイプの「TiNK E」の2種類を提供している。
居住者は、本デバイスを設置することで、発行されたPINコードの入力や鍵登録したNFCによって、ドアの解錠、施錠が可能。専用アプリから、同居人用の鍵発行や来訪者向けの一時的な鍵発行、遠隔からの施錠状態確認、不正なPINコードが入力された際の異常通知などの基本機能を利用できる。
オプション機能として、指定した追加鍵の解錠を通知する「帰宅お知らせ機能」や、TiNKを操作、または設定期間以外でドアが開閉するとアラートを出す「見守り機能」なども備える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス