Indiegogo

顔パス可能な顔認証に対応したスマートロック「Appli」--手間なくドアを解錠

 鍵を入れて回すことなくドアロックを解除できるスマートロックは、実際に使ってみると便利なようで、導入した人はすべてのドアをスマートロック化したくなるらしい。解錠方法としては、スマートフォンと連携する機能が基本だが、それに加えて暗証番号入力や指紋認証でアンロックするものも存在する。

 今回は、顔認証で解錠可能なスマートロック「Appli」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。


顔パス可能な顔認証に対応したスマートロック(出典:Indiegogo)

 Appliは、あらかじめ登録しておいた人物の顔を認識して解錠するスマートロック。ユーザーの接近を赤外線センサで検知して認証処理を始めるため、前に立つだけで手間なくアンロックできる。また、ドアが閉められた状態かどうか内蔵ジャイロスコープで判断し、閉められていれば自動的に施錠する機能も備える。

顔認証で解錠(出典:Indiegogo)
顔認証で解錠(出典:Indiegogo)

 ただし、顔画像登録に抵抗のある人にも使ってもらえるよう、連携させたスマートフォンのアプリによる解錠、暗証番号を入力しての解錠にも対応している。暗証番号を入力する画面は表示する数字の位置をその都度ランダムに変え、のぞき見されるなどして暗証番号が漏えいするショルダーハッキングを防ぐ。さらに、念のため物理的な鍵で解錠することも可能。

アプリで解錠(出典:Indiegogo)
アプリで解錠(出典:Indiegogo)
暗証番号で解錠(出典:Indiegogo)
暗証番号で解錠(出典:Indiegogo)

 スマートフォンとはBluetooth経由で通信し、ロック/アンロックのほか、さまざまな設定や解錠ログの管理などができる。また、AppliのBluetooth通信を無線LAN(Wi-Fi)に中継するデバイス「Appli Bridge」を使うと、インターネット経由でどこからでもコントロールできるようになる。

 電源の単三形電池4本で、約6000回の動作し、一般的な条件なら約300日使えるという。電池の残量は、アプリから確認できる。もしも電池を使い切った場合は、5Vの外部電源をつないで動かせる。

 Indiegogoでの目標金額は5万ドル(約548万500円)。記事執筆時点(日本時間2月8日15時)で集めた資金はまだ3304ドル(約36万2250円)。キャンペーン期間はあと2カ月ある。


CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]