スタートトゥデイ、技術力を集約した新会社を設立--子会社を合併

 スタートトゥデイグループは4月2日、スタートトゥデイの子会社であるスタートトゥデイ工務店、VASILY、カラクルを合併し、新会社「スタートトゥデイテクノロジーズ」を4月1日に発足したと発表した。

 スタートトゥデイ工務店を存続会社、VASILYとカラクルを消滅会社とする吸収合併となる。合併後はスタートトゥデイ工務店へ権利義務の一切を承継。VASILYとカラクルの事業は、スタートトゥデイテクノロジーズの社内組織として発足する事業部に承継され、これまでと同様のサービスを引き続き提供する。


新会社「スタートトゥデイテクノロジーズ」

 スタートトゥデイテクノロジーズでは、「70億人のファッションを技術の力で変えていく」をミッションとし、同社グループの持つ技術力を集約することで、保有するビッグデータのさらなる活用、技術革新を加速することを目的としているという。

 また、ZOZOTOWNやZOZOSUITを活用したプライベートブランド「ZOZO」などのファッションEC、WEARやIQONなどのファッションメディアなどのファッションサービスの開発業務全般に加え、スタートトゥデイ研究所によるR&D、テクノロジドリブンな新規事業を創造する。さらには、これまで感覚的に語られてきたファッションという分野を科学的に解明し、テクノロジによって実用化することで、世界中の人がよりファッションを楽しめる世の中を目指すという。

 スタートトゥデイテクノロジーズは、専門性の高い分野でも迅速な意思決定とスピード感のある経営を行うため、代表取締役2名体制を採用する。1人は、旧スタートトゥデイ工務店の代表取締役社長 久保田竜弥氏が、代表取締役CEOとしてZOZOTOWNの開発やプライベートブランド販売サイトの事業を担当。もう1人は、旧VASILYの代表取締役社長 金山裕樹氏が、代表取締役CIOとしてWEAR、IQONなどのファッションメディアの運営、新規事業の開発、スタートトゥデイ研究所などイノベーション創出を担当する。旧カラクルの代表取締役社長 大久保貴之氏は、執行役員として研究所福岡拠点のリーダーを務めるという。

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