NTTドコモは4月2日、英語関連システムの開発・運用を手がけるEduLabとともに、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能をオンラインで身につけるための学校向け英語学習サービス「English 4skills」の提供を開始した。
グローバル化が加速し、より実践的な英語でのコミュニケーション力が必要とされる中、約10年ぶりに学習指導要領が改定。2020年度から大学入試センター試験に代わり導入される新テスト「大学入学共通テスト」における英語科目では、資格・検定試験を活用し、これまでの「読む」「聞く」の2技能に「話す」「書く」を加えた英語4技能で評価される方針となった。
こうした背景から開発されたEnglish 4skillsは、スマートフォン、タブレット、PCを利用した英語4技能学習と、生徒の技能ごとの実力を手軽に測れるテストを備えたサービス。生徒はオンライン学習で時間を有効活用し、教員は生徒の学習状況に応じた課題配信や指導が可能になるという。
生徒は各技能における自分の実力を確認しながら、自分のペースで学習を進められるとしている。たとえば、「話す」トレーニングでは、問題に合わせて英語を話すと、解答が自動採点されるため、英語を実際に声に出して話す機会を手軽に増やせる。
また先生向けには、生徒の学習状況を確認しながら個別に課題のオンライン配信や添削ができる機能、授業で使えるワークシート付き動画などを提供する。さらに、希望の大学の入試に必要な検定試験の情報や過去問を検索して、進路指導に活用できる機能も提供するという。
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