レオパレス21は3月23日、KDDIとKDDIグループのアイレット、オプテックスとともに、IoT活用による賃貸アパートの駐車場とごみ置き場の遠隔監視に関する実証実験を、3月26日より開始すると発表した。
本実証実験では、レオパレス21が管理する埼玉県川口市の1棟を対象に、駐車スペースに駐車の有無を検知する地磁気センサを設置。駐車がある場合は管理者に自動で通知する。
ごみ置き場の扉には開閉センサを設置し、指定時間外に開閉があった場合には管理者に通知。通知を受け取った管理者は、既存のネットワークカメラで現場の状況を確認でき、時間外のごみ出しや不法投棄の監視が可能となる。
監視状況はクラウド上で管理し、PCやスマートフォンでいつでも確認が可能。これにより、管理者は物件を常に監視する必要がなくなるため、業務の効率化が期待できる。
レオパレス21は、実証実験の場所提供と実証実験の管理業務、評価を行う。KDDIは通信ネットワークの提供に加え、実証実験の取りまとめおよびシステムの全体設計を担当する。
アイレットはAWS環境の設計および構築と、センシングデータ連携アプリ開発、ダッシュボードデザインを担当し。オプテックスはセンサの開発と提供、構築を担当する。
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