ウェブのパワーユーザー向けブラウザ「Vivaldi」は、ユーザーが同ブラウザのプライベートウィンドウを利用する際にDuckDuckGoの検索エンジンを採用することで合意し、プライバシーをさらに強化した。
最近のブラウザは、ウェブサイトでのアクティビティの痕跡をコンピュータ上に残さず、場合によっては、オンラインでの行動の追跡を試みている可能性のあるウェブサイトにもある程度まで痕跡を残さないプライベートタブを備えている。DuckDuckGoは、Googleなど競合する検索大手と異なり、個人の検索行為に関する記録を残さない。
Vivaldi Technologiesの最高経営責任者(CEO)で、1990年代に「Opera」ブラウザの開発元Opera Softwareを共同で創設したJon von Tetzchner氏は、次のように述べている。「監視やセキュリティ侵害が増えるインターネットは望ましくありません。これまで以上に、私たちは自らのプライバシーを保護する必要があります」
実際、Cambridge Analyticaが5000万人を超えるFacebookユーザーのデータ収集に関与していたことが明らかになったことで、オンラインにおけるプライバシーの脆弱さに注目が集まっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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