オトバンクは3月20日、オーディオブック配信サービス「FeBe」を全面リニューアル。新たに「audiobook.jp」(オーディオブックドットジェイピー)としてサービスを開始した。これまでの個別購入に加え、月額750円で聴き放題となるプランも本格導入する。
オーディオブックは、ナレーターや声優が本を朗読した“聴く本”。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンでながら読書が楽しめる。
これまでFeBeの名称でオーディオブック配信サービスを展開していたが、オーディオブックの国内浸透やユーザー拡大に向けてわかりやすい名称にするという狙いから、audiobook.jpに改称。なお、FeBeに登録しているユーザーは、登録済みのメールアドレス、パスワードをそのまま利用可能。また、FeBeで購入済みの音源は、新しいアプリでもダウンロードが可能となっている。アプリでは、0.5~4倍まで0.1刻みでシームレスな再生スピード調整が可能、また音声のダウンロードは可能となっており、外出時でもデータ通信量を気にせず聴取することができる。
これまではAndroidアプリで別途提供していた月額750円の聴き放題プランも、統合して本格導入。全2万3000点のうち1万点が対象としている。今後、日経新聞の主要なニュースを音声で聴ける「聴く日経」も対象に追加する予定。入会から無料期間を30日間設ける。
今後の展開として、コンテンツホルダーと協力により、オリジナルコンテンツの制作を企画しているほか、各種スマートスピーカへの対応なども予定しているという。
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