PCは画面が大きいほど表示できる情報も増え、作業しやすい。しかし、多数の資料を確認しながら仕事を進めたい場合は、印刷したデータやドキュメントをデスク上に広げた方が効率よいこともある。
そこで今回は、机の上に映像を投影し、そこに置かれた物と映像とを連携させる拡張現実(AR)システム「Lampix」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Lampixは、高さ36インチ(約91cm)あるLEDデスクスタンド型のデバイス。プロジェクタとカメラが搭載されており、デスクに映像を投影したり、デスク上の物を識別したり、手の動きを各種操作として認識したりできる。つまり、机上に置かれた実際の物を操作するようにして、さまざまな作業が進められるのだ。
現時点で実現されている機能はまだ少なく、オブジェクト認識、オブジェクト認識トレーニング、ドキュメント共有、ゲームといったアプリがあるだけ。ただし、APIが用意されており、HTML5、CSS3、JavaScriptを使ってアプリを開発することが可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月16日まで。目標金額の20万ドル(約2116万8000円)に対し、記事執筆時点(日本時間3月19日12時)で約1万1000ドル(約116万4240円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと27日ある。
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