真空管アンプを内蔵したBluetoothスピーカ--aptX HDにも対応

 アウトフィットジャパンは、真空管とBluetoothを一体化したポータブルスピーカ「VISOR-ROM(バイザーロム)」の販売を開始すると発表した。家電量販店やオンラインショップなどで販売している。税込価格は3万8880円。

「VISOR-ROM(バイザーロム)」
「VISOR-ROM(バイザーロム)」

 VISOR-ROMは、韓国JINYONGが開発したBluetoothスピーカ。RAYTHEON製のJAN6418真空管を搭載し、温かみのある聞きやすい音色を再現するという。

 77mm×233mmの円筒形で、重量は750g。上部にはドーム型トゥイータ、下部にはウーファを搭載し、ステレオモードでの出力にも対応する。オーディオコーデックはSBC、AAC、aptXに加えaptX HDまでサポート。ワイヤレス再生でもハイレゾ相当の音質再生を実現する。

 本体には5200mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、約5時間の充電で約12時間の再生が可能。Bluetoothのほかステレオミニ端子も備える。

 真空管アンプが光ることで、目からも温かみを感じられるデザイン。上部のボリュームノブを調節すると真空管アンプの中にあるライトの明るさが調光可能だ。

 アウトフィットジャパンは、日本とアジアをつなぐ貿易会社。店頭発売に先駆け、日本では「Makuake」でクラウドファンディングを実施したところ、目標金額50万円を超え、約595万円を165人のサポーターから集めることに成功したという。

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