Raspberry Pi Foundationが、新たに「Raspberry Pi 3 Model B+」を発表した。前モデルの「Raspberry Pi 3 Model B」と比べて、CPUと無線通信が高速化している。
Model Bの発表から2年になる。これは2年後に「進化版」のB+モデルを発表するという、Raspberry Pi Foundationのアップグレードの流れに沿っている。
つまり、バージョン番号を1つ上げて「Raspberry Pi 4」とするほどの変化はないが、プロセッサやWi-FiおよびEthernetの高速化など、明確な改良点があるアップグレードということだ。
Raspberry Pi 3 Model B+は、1.4GHzに高速化された64ビット対応クアッドコア「ARM Cortex-A53」プロセッサを搭載する。Raspberry Pi 3 Model BのCPUは1.2GHzだ。
さらに、2.4GHzと5GHzのデュアルバンド無線LAN、Bluetooth 4.2、Bluetooth Low Energyにも対応した。
上記以外では、物理的な仕様はRaspberry Pi 3 Model BやRaspberry Pi 2と同様だ。入出力端子としては、USB 2.0ポート4基、40ピンのGPIO(汎用入出力)ヘッダー1基、フルサイズのHDMIポート1基、ディスプレイポートとカメラポート、4極ステレオ出力、コンポジット映像端子を備える。
また、Raspberry Pi 3 Model B+ではUSB 2.0ポート経由のGigabit Ethernet接続が可能で、最大300Mbpsのスループットを実現している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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