シェアサイクル「ofo」の国内展開は和歌山市から--3月28日よりサービス開始

 OFO JAPANは3月13日、シェアサイクルプラットフォーム「ofo(オフォ)」の日本初展開として、3月28日より和歌山県和歌山市でサービスを開始すると発表した。


 ofoは、2014年に北京で創業。世界21カ国・250都市に拡大し、2億人を超えるユーザーが利用している。スマートフォンアプリとGPS付きのスマートロックを搭載した自転車を活用し、利用可能な自転車の検索、QRコードによる車体のロック解錠、駐輪場所の検索、利用後の支払いなど、全ての操作を専用アプリで完結できる。街中の専用ポート間で自転車の借り出し・返却が可能だ。

 和歌山市では、自転車活用のまちづくりとして、「スマートサイクルシティわかやま」計画の実現に向け、経済・観光振興、環境対策、公共交通の利便性向上などを目的にシェアサイクルの導入を推進。シェアサイクルを通して人とコミュニティのつながりをもたらし、官民連携による地域課題の解決に参画するという。後日、同市とのシェアサイクル事業に関する連携協定を締結し、サービス詳細を発表する。


 アプリはサービス開始までにApp StoreとGoogle Playで公開予定。今後は、自転車の安全利用や正しいシェアサイクルの利用に向けた啓発活動も実施するという。

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