レオパレス21は3月13日、「LPWA(Low Power Wide Area)によるスマートロック制御」を、フィールドで検証する取り組みの開始を発表した。賃貸物件を中心に、IoTを活用する各種サービス等への応用可能性を模索し、展開する。
この取り組みは、レオパレス21がナシュア・ソリューションズ、平河ヒューテック、ソリトンシステムズ、計電産業、NTTコミュニケーションズと共同で、LPWAの無線通信技術「LoRa」と、広域対応IoT向けメッシュネットワークプラットフォームを使用したテストベッドを整備して行うというもの。
レオパレス21が保有する、首都圏および郊外の賃貸物件8棟を対象に、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「NerveNet」をベースとした独自セキュリティ機構と、LPWAの双方向通信技術を融合させたIoT向け広域対応メッシュネットワークプラットフォームにより、LoRaによるスマートロック制御、およびIoT向け広域通信技術のフィールド検証を行う。
通信には、LoRaとWiFiを組み合わせたGW基地局を使用。LoRa対応スマートロックのフィールドにおける機器制御・運用の検証に加え、全国展開を視野に、環境条件に応じた導入パターンの検討・検証等も行う。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」