日本マイクロソフトは3月10日、AIカメラアプリ「Microsoft Pix」(iOS)にLinkedInと連携する新機能を追加したと発表した。
今回の機能追加によりMicrosoft Pixは、撮影した名刺画像から名前、電話番号、メールアドレス、URLなどの必要な情報を認識。iPhoneの連絡先アプリに認識した情報を追加できるようになった。また、iPhone上でLinkedInにサインインしている場合、名刺情報はシームレスにLinkedInのアカウントにも反映される。
Microsoft Pixは単純なカメラ機能だけでなく、自動的にホワイトボードやドキュメントを認識し、それに合わせてカメラの設定をインテリジェントに調整する機能を搭載。不必要な箇所のトリミング、色彩や色調の強化、フォーカスの鮮明化、画像を垂直にするためのローテーションなど、AIを活用して自動調整可能なカメラアプリとなっている。
同社では、Microsoft Pixを使って生産性の向上とより良い撮影体験ができるように努めており、今回のアップデートは、仕事でもプライベートでも、最新テクノロジを活用した写真撮影ができるようにという開発チームの取り組みの成果だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス