Lyftは米国時間3月8日、GoMentum Stationと提携したことを発表した。GoMentum Stationは米国で最大規模の安全な自動運転車テスト施設である。Lyftによると、この提携により、Lyftの自動運転車を一般の人々に提供するまでの時間を短縮できるという。
Lyftのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるLuc Vincent氏は次のように述べた。「Lyftでは、自動運転車があらゆる人々にとって交通をより安全で、より利用しやすいものにする未来を信じている。GoMentum Stationとの提携により、われわれは自社の自動運転システムを安全な施設でテストし、効率的な方法で自社のテクノロジを進化させることができる」
カリフォルニア州コンコードにあるこの旧米海軍基地は現在、5000エーカー(約20.24平方km)の自動運転車テスト施設になっている。この施設を運営しているのは、Contra Costa Transportation Authority(コントラコスタ交通局)だ。
「LyftがGoMentum Stationに来てくれることで、今後、コントラコスタの住民だけでなくベイエリア全体にとってのモビリティオプションが増える助けになるとわれわれは認識している」と、コントラコスタ交通局エグゼクティブディレクターのRandy Iwasaki氏は述べた。
Lyftによると、同社の自動車はレベル5で開発されているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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