じぶん銀行は3月12日、AIを活用した「AI外貨自動積立」の提供を開始したと発表した。なお、AIを活用して外貨普通預金を自動積立するサービスは、邦銀初だという。
AI 外貨自動積立は、ディープラーニングなどのAI技術に加えて、ビッグデータ解析や金融向けデータ・ストレージなどの技術にも強みを持つFinTech企業のAlpacaJapanと共同開発したサービス。
AIが月内で、より安値(円高)で購入可能と判断した日(月に1回)に、利用者が設定した通貨および金額にもとづき、円普通預金口座から外貨を購入し、外貨普通預金口座に預け入れる。なお、AIが過去に判断した購入日、購入レートと月間の最安値と平均レートを表示する月間成績は、同社のウェブサイトから確認可能なほか、AIが購入判断したことをメールとアプリのプッシュ通知で確認できる。
同社では、2017年6月より「AI外貨予測」を提供。ユーザーフレンドリーなUIや76.9%の的中率(アラート通知5営業日後までに、高値が+0.5%を超えると予測した場合)の「AI外貨予測アラート」などが好評だとしている。今回の新サービスでは、外貨預金に興味はあっても預け入れのタイミングが分からないというユーザーや、預入れの判断をAIに任せるといった幅広いニーズに応えられるとしている。
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