じぶん銀行は6月28日、人工知能(AI)を活用した外貨預金のサポートツール「AI外貨予測」の提供を開始したと発表した。同社によると、AIを活用した外貨預金サポートツールの提供は邦銀初だという。
AI外貨予測は、AIやビッグデータ解析などの技術に強みを持つフィンテックベンチャーのAlpacaJapanとじぶん銀行が共同で開発したツール。AIが外国為替相場を分析し、将来の為替相場変動を予測する。具体的には、AIが予測した為替相場変動の結果を、3種類のアイコンを用いてヒートマップ化し、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」に一覧表示するという。
これにより、各通貨の相場が1時間以内、1営業日以内、5営業日以内、3種類の期間内で、上昇しそうなのか、下落しそうなのかを一目で把握できる。また、通貨ごとの詳しい予測情報として、予測した高値・安値の価格を表示するとともに、変動予測の確率をグラフとパーセンテージで表示する。対象通貨は米ドル・ユーロ・豪ドル・ランド・NZドルの5通貨。
また、一定以上の確率で高値が予測された場合、上昇確率と予測価格をスマートフォンにプッシュ通知する機能として、「AI外貨予測アラート」を搭載する。以前より提供されている為替レートのプッシュ通知機能と併せて利用することも可能だという。
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