Googleは米国時間3月5日、カメラを介して人工知能(AI)で物体を特定する機能「Google Lens」をAndroid版「Googleフォト」の全ユーザーに提供すると発表した。これまでGoogle Lensは「Pixel」端末のみで提供されていた。
Googleは、Google Lensを段階的に提供していき、数日後には全てのユーザーにアップデートが行き届くはずだとツイートした。名刺をスキャンして連絡先にすることも可能なこの機能について、Googleは2月に開催されたMWCで、今後さらに幅広い端末でサポートされるようになると発表していた。
見ているものを認識し、その情報に基づいてアクションを起こすことをGoogleはLensで目指している。例えば、Googleフォトを開き、端末を花に向けると、どのような花なのかが分かる。あるいは、端末をレストランに向け、営業時間などその時の状況に適した情報を得るといったことが考えられる。
Googleによると、GoogleフォトのiOS版でも「近いうちに」Lensを提供するという。ただし、詳細は公表されていない。
Android版のGoogleフォトは「Google Play」から入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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