GA technologies、「19年危機」見据えてベトナムにオフショア開発拠点を新設

 GA technologiesは3月5日、エボラブルアジアのベトナム法人であるEvolable Asia内に、オフショア開発拠点を新設したと発表した。「19年危機」に備えた開発体制の強化と、不動産テックサービスの充実を図る。

GA technologies開発拠点イメージ
開発拠点イメージ

 GA technologiesは、AIを活用した中古不動産流通ポータルサービス「Renosy(リノシー)」を開発・運営。一方のエボラブルアジアは、ITオフショア開発事業を手がけ、ベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナンに拠点を持ち、約850名のエンジニアが在籍している。

 今回、日本における深刻なIT人材不足と、2019年にIT産業への入職者が退職者を下回る逆転現象が発生する、19年危機を迎える状況下で、質の高い開発体制の維持、拡充のため、エボラブルアジアのITオフショア開発ソリューションを利用し、べトナムに開発拠点を新設した。

 今後GA technologiesでは、RenosyにAIによる顧客志向性を反映したマッチングを実装するなど、プラットホームの進化に加え、IoTやリノベーションなど、特定のニーズに特化した不動産アプリシリーズの開発等、不動産テックサービスの拡大を図るとしている。

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