埼玉県東松山市に拠点を持つ松堀不動産は3月1日、来店することなく希望する物件の室内を確認できる「オンライン内見」サービスと、重要事項説明(重説)がウェブ上でできる「IT重説」を同時に開始した。
オンライン内見は、内覧希望者と社員の端末同士をつなぎ、不動産会社の店舗を訪れることなく、オンラインで物件室内を確認できるというもの。内覧希望者の代わりに社員が希望の物件を動画で中継し、内覧希望者はスマートフォンやタブレットのアプリからそれを視聴する。
IT重説は、これまで入居希望者と宅地建物取引士が対面で行うことが義務付けられていた重説を、ウェブ会議システムとスマートフォン用アプリにより、離れた店舗や自宅、職場からでも可能になるというもの。内容を録画して保存することも可能だ。
松堀不動産では、オンライン内見とIT重説の導入により、契約者、不動産会社双方にとっての取引における地理的な制約の解放、契約までの時間やコストの削減に加え、分かりやすい重要事項説明の取り組みが可能になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス