LIFULLは9月28日、ビデオ通話で賃貸物件の見学や相談ができる「LIFULL HOME'S オンライン内見・IT重説サービス」を発表した。10月3日よりサービスの提供を開始する。
本サービスは、2015年8月から国土交通省の主導で実施している、オンライン上での重要事項説明(IT重説)の社会実験でも活用された、ウェブコミュニケーションシステム「LIFULL HOME’S LIVE」の機能を拡張したもの。
10月から賃貸分野で運用が始まるIT重説にも対応し、物件の検索に加え、見学から重要事項説明までの一連のステップを、スマートフォンやタブレットにダウンロードした専用アプリを使って、オンライン上で進めることができる。
現地に足を運ぶことなく、ビデオ通話で室内や窓からの眺め、共用部などを確認でき、物件の契約を希望する場合は、重要事項説明もオンラインで受けることが可能。これらのステップは、家族など複数での参加も可能だ。
なお、ライフルでは9月27日、物件の契約までをオンラインで解決できる「LIFULL HOME’S」に加盟する不動産会社向け電子契約プラットフォームの構築を目的として、電子契約サービス「クラウドサイン」を提供する弁護士ドットコムとの業務提携を発表。将来的には住まい探しの一連のプロセスをオンライン上で完結することを目指す。
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