カメラ映像機器工業会(CIPA)は、総合的カメラ映像ショー「CP+(シーピープラス)2018」を開幕した。3月1〜4日までパシフィコ横浜および大さん橋ホールにて行われる。入場料は1500円(税込)、ウェブサイトから事前登録をすると無料だ。
2017年の来場者は6万6000人を超える。2018年は、各社の新製品を中心とした展示に加え、主に若い女性をターゲットにしたステージイベントやワークショップなどを行う「Photo Weekend」、大さん橋ホールで開催する写真集フェア「PHOTO HARBOUR」といった新企画も用意されている。
各社のブースでは最新のカメラを実際に触ってモデルや風景などを撮影できる。発売前の実機で撮影し、そのデータを持ち帰れるところも数多くあるので、ぜひ1枚余分にSDカードを持っていくのがおすすめだ。
ソニーブースでは、2月27日に発表されたフルサイズミラーレスカメラ「α7III」を展示するほか、同日に発表した大光量フラッシュ「HVL-F60RM」、アクションカメラサイズの小型カメラ「RX0」用のレリーズケーブル「VMC-MM2」、各αシリーズ、サイバーショットシリーズ、ハンディカムシリーズ、映像制作向けカメラ「CineAlta」の「VENICE」などを紹介するという。α7IIIの注目度は高く、体験コーナーには初日から長蛇の列ができていた。
ニコンブースでは、「D850」を用いた8Kのタイムラプス映像のほか、各種カメラ・レンズが体験できるコーナーを用意。国際宇宙ステーションでの撮影にも使用されたスペースカメラを特別展示する。また、中井精也氏や茂手木秀行氏など人気写真家による講演のほか、ニコンのフェローで映像事業部の後藤哲朗氏によるスペシャルセッションなどのステージが設けられている。
富士フイルムブースでは、Xシリーズ初のボディ内手ブレ補正機能を搭載したフラッグシップモデル「X-H1」や、エントリーモデル「X-A5」といった新機種のほか、中版ミラーレスカメラ「GFX50s」を体験できるタッチアンドトライコーナーを設ける。また、GFXやXシリーズを愛用している写真家によるトークセッションも実施する。
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