Facebookは、企業が求人情報を掲載できる「Jobs」ページを公開した。ユーザーはFacebookで求人を見つけて、直接応募したり、採用担当者と連絡を取ったりすることができる。
この機能は、LinkedInなどのサービスと競合するものとなる可能性がある。LinkedInは、2016年12月にMicrosoftに買収されたビジネス向けソーシャルネットワーキングサイトだ。しかし、ビジネスに特化したLinkedInとは異なり、Facebookはソーシャルな側面を持つため、採用側は応募者のプロフィールで簡単にその私生活を詳しく調べられるだろう。
Facebookは、新しい求人システムがシンプルであることを強調した。同社は数カ月前、求職者向けにこの機能のテストを開始している。
「求人情報が、『News Feed』や、求人情報用の新しいブックマーク、そして企業ページの他の投稿と並んで表示されるかもしれない」とFacebookのブログ記事に記されている。「(応募者が)『Apply Now』ボタンをクリックすると、ユーザーのプロフィールからの情報が既に入力されたフォームが表示される」(Facebook)
この求人情報サービスは、まずは米国とカナダのみで提供開始される。世界で提供する予定の有無についてFacebookにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス