ソニーは最新の主力スマートフォン「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」に、同社の研究開発で得られたあらん限りの技術を詰め込んだようだ。
2機種のうち、大きい方のXZ2は5.7インチ、小さい方のXZ2 Compactは5インチ。どちらも主な仕様はほぼ同じだ。ワイヤレス充電が、大きい方のXZ2だけではあるが、ついにソニー製端末で使用できるようになった。
どちらの機種にも、さらに明るく色鮮やかなだけでなく、4K解像度のHDR動画が撮影可能な背面カメラが搭載されている。スーパースローモーション映像の撮影も可能だ。ソニー製の既存のスマートフォンでも可能だったが、最新製品では解像度が720pからフルHDに大幅に向上している。
ソニーはQualcommと提携して、低光量時性能を最適化するためのカメラファームウェアも開発したという。また、背面カメラの3D顔マッピング機能を前面カメラにも搭載し、3Dセルフィー写真をすばやく作成できるようにした(なぜそんなものが欲しいかというのは、まったく別問題である)。
カメラ以外でも、2機種には大いに望まれていたアップデートが加えられている。これまでの「Xperia」はベゼルが太く、その分画面が狭く見えていたが、今回の新機種では、ディスプレイが端末の両端いっぱいまで拡大されている。それは、XZ2 Compactの方では特に重要なことだ。それによって、片手でも非常に快適に使用できるサイズの本体に、5インチのディスプレイが収まることになるからだ。
XZ2の方だけに搭載されている奇抜な新機能として、映画やゲームの動作に合わせて振動するバイブレーション機能がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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