EOS Kiss X90は、APS-Cサイズの撮像素子(約2410万画素CMOSセンサ)を採用した、エントリー向けデジタル一眼レフカメラ。発売は3月下旬。
Wi-FiやNFCに対応しており、撮影した写真をその場で簡単に、スマートフォンやタブレット端末に転送できる(専用アプリCamera Connectを使用)のが特徴。これにより、お気に入りの写真をスマートフォンやタブレット端末を通じてSNSなどで共有でき、写真・映像表現の楽しみが広げられるという。
また、従来機種と比べ画素数が大幅に増加したにもかかわらず、連続撮影速度は最高約3.0コマ/秒を維持。視野率約95%、倍率約0.8倍の光学ファインダーを採用している。
常用ISO感度は、ISO 100からISO 6400を実現。さらに静止画撮影時はISO 12800相当に拡張可能。シャッター速度と絞り数値の組み合わせにより、屋外や夜間など幅広いシーンに対応できる。
さらには、フルHDに対応した動画撮影機能「EOS MOVIE」を搭載。一眼レフカメラならではの美しいボケ味や、EF レンズによる優れた描写力、表現力を生かした動画撮影が可能。
モードダイヤルの「かんたん撮影ゾーン」には、撮影シーンに合わせて、カメラが自動で最適な設定を行う9つの撮影モードを搭載。初めて利用するユーザーでも簡単に撮影ができるようになっている。
ボディの単体構成となる「EOS Kiss X90・ボディー」は、5万4500円(税別)と交換レンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II」を同梱した「EOS Kiss X90・EF-S18-55mm IS II レンズキット」6万3500円(税別)を用意する。
スピードライト 470EX-AIは、最大ガイドナンバー約47の大発光量および、焦点距離24-105mmをカバーする外部ストロボの新ラインアップ。世界で初めて、バウンス(反射)撮影を自動化する「AI(Auto Intelligent)バウンス機能」を搭載しており、ストロボ初心者から、バウンスを駆使した写真表現を手軽に楽しみたいという中上級者までの幅広いニーズに応える製品だという。発売は4月下旬。オンラインショップ価格は5万4800円(税別)。
発光部の角度は上120度、左右180度まで柔軟に設定でき、バウンス撮影に適した基本性能を備えている。また、ストロボの照射光を拡散させることにより、被写体に発生する影を抑え、より自然な描写を可能にする専用のバウンスアダプタを付属する。
バウンス撮影を自動化する「AI バウンス機能」は、ストロボが適切な発光部の角度を自動設定するストロボ初心者向けのフルオートモード「AI.B フルオート」と、カメラの縦横の姿勢変化に応じて、ストロボに記憶させた発光部の角度に自動的に再設定する中上級者向けのセミオートモード「AI.B セミオート」を搭載。ユーザーの撮影ニーズに応じて使い分けることができる。
なお同社は、3月1日から4日まで、パシフィコ横浜で開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2018」に出展を決定。新製品EOS Kiss Mをはじめとした多様なラインアップのデジタルカメラやレンズのタッチ&トライ、プリンタでの出力体験、総勢約40名の写真家/クリエーターによる充実したステージなどのコンテンツを用意する。
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