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アップル、バッテリ用コバルトの直接購入を採掘業者と交渉か

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 長谷睦 (ガリレオ)2018年02月22日 11時33分
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 「iPhone」のバッテリに欠かせない原材料を十分に確保するべく、Appleが対応を進めているようだ。

 Bloombergが米国時間2月21日に報じたところによると、Appleは採掘業者から直接、コバルトの長期供給を受けるため、交渉しているという。コバルトは、スマートフォンやノートPC、タブレットなどに搭載されているリチウムイオンバッテリの製造に欠かせない金属素材だ。


提供:James Martin/CNET

 この動きは、バッテリ需要の急上昇がコバルト不足につながるとの懸念を裏付けるものだ。スマートフォンと電気自動車がどちらもコバルトなしでは成り立たないことを考えると、Appleがこの問題を憂慮する理由は十分にあると言えるだろう。鉱物市場の動向を追跡するInvestmentMineによると、コバルトの価格はこの1年間で2倍に跳ね上がっている。

 Bloombergの報道によると、Appleは5年以上にわたり、年間数千トンのコバルトを調達する契約の締結を目指しているという。ほかにもBMW、Volkswagen、バッテリを手掛けるSamsung SDIなどが、電気自動車の生産のため、コバルト供給の複数年契約を結ぶ方向で動いている。

 Appleは近年、国際人権団体からの厳しい指摘を受けて、コバルト採掘業者への関与を強めている。Amnesty Internationalが2016年にまとめた報告によると、コバルトの世界産出量の約60%がコンゴ民主共和国産であり、そのうち約20%は児童を含む現地労働者によって手掘りで採掘されているという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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