Appleは米国時間2月19日、インドで使われている特定の文字を表示するとアプリがクラッシュするバグに対応するため、同社の複数のOS向けにセキュリティアップデートをリリースした。
先週発見されたこのバグが原因で、インドのテルグ語のある文字を表示すると「iOS」アプリがクラッシュし、再び開くことができなくなる問題が発生していた。このバグは、TwitterやFacebook、Instagram、「Messages」など、文字を表示できるあらゆるアプリに影響した。
19日にリリースされたアップデートには、「iPhone」および「iPad」向けの「iOS 11.2.6」、「Apple TV」向けの「tvOS 11.2.6」、全ての「Apple Watch」モデル向けの「watchOS 4.2.3」、「Mac」向けの「macOS High Sierra 10.13.3」追加アップデートが含まれる。
iOS 11.2.6のリリースノートによると、このアップデートは「特定の文字列を使用するとAppがクラッシュする問題を修正」するほか、「一部の他社製のAppが外部アクセサリに接続できない問題を修正」するという。
この問題は先週、Mobile Worldによって最初に発見された。Mobile Worldによると、その文字が通知としてポップアップ表示された場合はさらに厄介で、ホーム画面を表示するソフトウェアがクラッシュしてしまうという。
その時点で、Appleは修正に取り組んでおり、次のアップデートで対応すると述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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