VR内見システム「Roov(R)」を手がけるスタイルポートが総額2.5億円の第三者割当増資を実施

 VR内見システム「Roov(R)」を開発、提供するスタイルポートは2月13日、グリーベンチャーズが運営するAT-II投資事業有限責任組合ほかから総額約2億5000万円の第三者割当増資を実施したと発表した。

 スタイルポートは調達した資金を、技術、営業分野の新規人材獲得と、データ制作の効率化や体制を構築するとしている。これにより、サービスの供給能力拡大を図り、マーケティング機能の強化、操作性の改善や市場ニーズにあった機能開発を加速する。AI技術の研究、開発による、本サービスの全工程の自動化にもチャレンジする。

 Roovは、未竣工の新築物件でもCADデータから3Dモデリングデータを生成できるVR内見システム。居住中の中古物件でもスキャニング測量により、私物や家具を消去できるほか、独自開発エンジンにより、一般的な端末とウェブブラウザのみで利用が可能。利用者の行動ログ解析により、個別の顧客志向に合った接客ができることなどを強みにしている。


「Roov(R)」の仕組み

「Roov(R)」の特徴

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