U-NEXTマーケティングは1月25日、AIを活用した自動応答サービス「AIコンシェルジュ」を、明治産業のカスタマーセンターに導入したと発表した。ガスの利用開始時の申し込みを時間帯や曜日にかかわらず、対応できる。
明治産業は、LPガスの供給やリノベーション、不動産管理など住まいに関わるサービスを提供。福岡県福岡市に本社を構える。
導入するサービスは、ガスサービスを新たに利用するユーザーからの申し込みに、AIコンシェルジュが自動応答していくというもの。「引っ越し先でガスを使いたい」、「ガスの立会い日の予約をしたい」といったお申し込みをAIが音声認識し、対話技術を用いて自動回答する。
明治産業は、ガスの利用開始時の申し込みは営業時間内しか受け付けていなかったが、AIコンシェルジュの導入により、時間帯や曜日にかかわらず、対応することが可能。申し込みが集中する期間でも、AIコンシェルジュがカスタマーセンターのオペレーターに代わって対応することで、待ち時間を減らし、顧客満足度の向上につなげる。
AIコンシェルジュは、企業での問い合わせ対応や商品の申込受付(受注)、販売などの業務をAIロボットが実行するサービス。1月9日には、日本瓦斯(ニチガス)での採用も発表している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス