セガ新作「千閃戦記」を体験--パーティ編成とカードゲームを融合した思考バトル

「千閃戦記」筐体

「千閃戦記」筐体

(C)SEGA

 セガ・インタラクティブは、アーケード用新作タイトルとなる「千閃戦記(せんせんせんき)」を開発。プレ・ロケテストを1月26~28日に東京のセガ秋葉原2号館ならびに3号館にて開催する。それに先立ち、メディア向けに公開した。

 本作は、プレーヤー同士が1対1で戦うネットワーク対戦型ゲームで、パーティバトルとデジタルカードゲームの要素をあわせもつ“パーティーバトルTCG(タイムカードゲーム)”。ロールプレイングゲームのような、さまざまな特徴を持つ6種類のキャラクターから4人パーティを編成。敵陣に向けて出撃させ、相手のクロノス(指揮官)にダメージを与え、先にHP(ヒットポイント)をゼロにすることが目的となる。キャラクターには12枚のカードがセットされており、入手したゲーム内カードを、編集によって入れ替えることができる。またゲーム中に一度だけ使える、必殺技のような「エウレカ」も設定する。

 クロノスに向けて5つのレーンが用意され、任意のレーンに「装備カード」を場に出す形で、キャラクターを出撃させる。キャラクターによっては強化や回復、妨害といった魔法が使えるカードも使用可能。カードにはコストとなるSP(ソウルパワー)が設定されており、基本的には強力なカードほどSPが高くなっている。進行は4秒を1ターンとして、自動的に1マスずつ敵陣へと向かって進んでいき、クロノスまで到達するとダメージを与える。もちろん、迎撃するためのキャラクターも出すこともできる。お互い同時にターンが進み、場にも干渉できるデュアルターンシステムを採用しており、ほぼリアルタイムで戦況が変化していく。

 ゲームでは、例えばSPの低いカードがそろっている「ハンター」を主体にして、手数で勝負するといった戦略もあれば、攻撃力が高い「ファイター」を主体に、サポート役となるキャラクターと組み合わせて一点突破を狙うといった戦略もあり、パーティ編成の段階から考慮が求められる。

 ゲーム中でも、手持ちのカードと刻々と変化する戦況を見極めつつ、キャラクターを攻撃するために送り出すか、あるいは迎撃に出すかといった瞬時の判断力も求められる。リアルタイム進行であるがゆえ、臨機応変に対応していくあわただしさはあるものの、操作自体はカードをタップして送り出すだけなので、複雑な要素はなく、思考と駆け引きに集中することができる。グラフィックスもファンタジーライクで柔らかい雰囲気もあり、年齢や性別問わず初心者が入りやすいなかでも、奥深い思考バトルが楽しめるような、遊びごたえのある内容となっている。

 なお、42インチ大画面タッチパネルを搭載したターミナル筐体「CHRONO ARENA」も用意されており、プレーヤー同士の交流を深め、より活性化する機能を計画。プレイ観戦するギャラリーや、友達同士で戦術などの会話が生まれ、アーケードならではの体験を実現するとうたっている。

 プレ・ロケテストにおいて、プレイにはAimeカードが必要となっている。プレイデータは製品版に引き継がれないものの、クレジット使用数に応じて製品版での特典を予定。プレイ後アンケートに答えたユーザーには特製クリアファイルをプレゼント(各日22時までで、なくなり次第終了)。また実施日ごとに稼働中のアーケードゲーム「コード・オブ・ジョーカー」で使えるカードとゲーム内チケットもプレゼントされる。

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