ヤフーは1月24日、同日開催した取締役会において、新執行体制への移行と代表取締役社長の異動(内定)について決議したと発表した。
4月1日付けで、副社長執行役員 最高執行責任者 コマースグループ長の川邊健太郎氏が、新たに代表取締役社長 CEOに就任する。CEOと最高執行責任者(COO)を統合し、ワントップで迅速な意思決定と執行を行う方針だ。
川邊氏は現在43歳。ヤフーは、社員と近い年齢に若返りを図ることで、選任した常務執行役員と共に全社一丸となり、新たな挑戦と事業の拡大・成長に取り組むとしている。
なお、これまで代表取締役社長を務めてきた宮坂学氏は、取締役会長として経営の管理・監督に注力。新会社「Z(ゼット)コーポレーション株式会社」を設立し、代表取締役に就任する。ヤフーの事業と切り離した新領域への挑戦を加速するとしている。
ヤフーは、新たな挑戦として2018年度からは、「スマートフォンの会社」に加えて「データの会社」になることを目指すという。今回の社長交代はそのための措置としている。
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