Googleは「Android 8.1 Oreo」向けに、Wi-Fiネットワークに接続する前に速度を表示する新機能を提供開始した。Wi-Fiの信号は高速な場合もあるが、モバイル通信を使用した方がよかったと後悔するほど遅いこともあるため、接続の際に時間を浪費せずに済むよう支援する。
新たな速度ラベルはWi-Fiの強度記号の隣に表示され、ネットワーク速度を「遅い」「OK」「速い」「非常に速い」に分類している。
Public Wi-Fi can be spotty. For the first time, #AndroidOreo 8.1 lets you take out the guesswork & see the speed of networks before you hit connect. Rolling out now: https://t.co/lSzvCFgNk7 pic.twitter.com/60EmoPxUX4
— Android (@Android) 2018年1月22日
「遅い」は、電話をかけたりテキストメッセージを送信したりするのに十分なネットワーク速度であることを示す。「OK」は、サイトの閲覧、ソーシャルメディアの使用、音楽のストリーミングに適しており、「速い」はほとんどの動画に適した速度であることを表す。「非常に速い」は、非常に高画質な動画をストリーミングできることを意味する。
「Pixel」ユーザーフォーラムのコミュニティーマネージャーは、各ラベルはネットワークの速度範囲を反映しており、オープンなWi-Fiネットワークにのみ対応すると説明した。これはつまり、接続するのにパスワードが必要なネットワークには速度ラベルが表示されないということだ。
Googleの速度ラベルを表示させたくないユーザーは、「設定」で機能を無効にできる。
これらのラベルは、見込まれる速度を示す大まかな指標にすぎないが、リストからネットワークを選択する際、これまではWi-Fiの電波強度しか表示されなかったところにこの追加情報が表示されれば、便利な場合もある。
この機能は、Android 8.1に搭載されることが2017年12月に発表されたが、テストを経て今回の提供開始に至った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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