Googleの最高経営責任者(CEO)であるSundar Pichai氏は、フランスのEmmanuel Macron大統領と現地時間1月22日に会談した後、同国での投資を拡大する取り組みを発表した。人工知能(AI)研究センターの設立や、従業員の増員、オンラインスキルやデジタルリテラシーを教える4つの「Google Hub」の設立が含まれている。
AIセンターの研究チームは現地のAI研究コミュニティーと協力し、医療や科学、芸術、環境など、幅広いテーマに取り組むとPichai氏は述べた。
Bloombergによると、既にパリにAI研究所を構えているFacebookも、同研究所について2022年までに100人以上に増員するとともに、1000万ユーロ(約14億円)を投資すると述べたという。同社の最高執行責任者(COO)であるSheryl Sandberg氏も、Macron大統領に招待された1人だ。スイスのダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF)年次総会の前夜に開かれた「Choose France」サミットでは、さまざまな業界の企業幹部約140人が会談した。
Pichai氏は、フランスで従業員を50%増やして1000人以上にするとともに、オフィスの面積を6000平方メートル拡大することも明らかにしている。
4つのGoogle Hubは、デジタル分野における現地のパートナーのネットワークによって運営されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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