Microsoftはロンドンで現地時間1月24日から開催される展示会「Bett」に先駆け、2018年の教育機関向け製品を発表した。ノートPC「Lenovo 100e」(189ドル〜)と、「Minecraft: Education Edition」に化学を学べるツールが加わるアップデート、米国時間5月31日まで有効な「HoloLens」(まだ開発者向けキットのみ)のアカデミックライセンスによる10%割引などが目玉だ。
耐久性があるIntelの「Celeron Apollo Lake」プロセッサを搭載する新しいLenovo 100eは、わずか189ドル(約2万1000円)。学校による大量購入向きの価格だが、教育分野で大きく推進されている複合現実(MR)に十分対応できるほどの性能ではない。一方、低価格の「Chromebook」もMRには対応できない。
279ドル(約3万1000円)の新しい「Lenovo 300e」もMRには対応できないが、少なくともタッチペンと3Dをサポートし、ディスプレイ部分が360度回転してタブレットになるコンバーチブル型だ。
Microsoftは、新興経済国における大手パートナーJPが販売する、同等の機能を持ったノートPC2機種も発表した。
その他の発表として、BBC Worldwideが3月に、学校や博物館を対象としてHoloLens/MRバージョンの「Oceans: Our Blue Planet」を世界的に公開する予定で、こちらも素晴らしいものになりそうだ。そしてもちろん、「Office 365 for Education」にも教育関連のアップデートが予定されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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