Googleと中国最大のテクノロジ企業である騰訊(テンセント)は、広範囲の製品および技術に関して特許を共有することで合意したという。Bloombergが報じた。テンセントは、中国で最も人気のあるメッセージアプリ「WeChat」を運営している。
特許のクロスライセンス契約は、長年にわたってサービスの大半がブロックされている中国にGoogleが再参入する道を切り開くとみられており、またテンセントにとっては、中国国外への事業拡大を後押しするものとなるはずだ。Googleは2010年、中国政府の検閲要件には従わないとの決断を下し、同国における検索エンジンおよび関連サービスから撤退した。
それでもこの1年間、Googleは徐々に中国での存在感を高めてきており、3月には翻訳アプリの新バージョンを同国でリリースしている。一方、テンセントは中国国外への展開を進めようとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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