顔に装着するスマートグラスや、さらには、自分の声で水を流せるトイレのデジタルアシスタントが必要だとは思えないかもしれない。Rabuchin氏によると、これらの統合で重要なのは、ユーザーに選択肢を与えることだという。それと同じ理由から、Amazonは、AlexaとMicrosoftの「Cortana」のように音声アシスタント同士が連携することも歓迎している、と同氏は話す。
Googleのブースに戻ると、ワンマンショーの真っ只中、CES来場者のCarol Raymundoさんは、両社とは違ったアイデアを考えていた。
オレゴン州オールバニからやってきた43歳のRaymundoさんは、リン・ベントン・コミュニティー・カレッジでCenter for Accessibility Resources(アクセシビリティリソースセンター)を運営し、学習障害や認知障害、身体障害がある同校の学生たちを支援している。
障害がある人々がGoogleアシスタントやAlexaを使って日々の作業をより簡単にこなせるようにするのと同時に、あらゆる人にとって、そのアクセシビリティを目立たせずに役立つものにすることには、大きな可能性があると思う、とRaymundoさんは語る。
「もしそれがテクノロジに自然に組み込まれていれば、なお良い」(Raymundoさん)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」