ソニーは1月16日、自動動画制作ソリューション「isuca」を、ファッションECサイト向けに導入したと発表した。
isucaは、ソニーの新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)から生まれた新規事業。2017年3月にサービスを開始し、ライブハウスなどへの導入実績がある。
カメラを中心とした動画撮影システム、操作用のアプリケーション、自動編集を行うクラウドサーバーから構成され、撮影システムはスタジオなどに常設し、撮影は専用アプリケーションをインストールしたパソコンやタブレットから可能。動画撮影専門のスタッフがいなくても、簡単で効率的な撮影ができる。
撮影した動画は、自動的に専用クラウドサーバへ転送され、ソニーのディープラーニング技術「Neural Network Libraries(ニューラル ネットワーク ライブラリ)」を活用したアルゴリズムによって、用途に合わせた動画コンテンツに自動編集。納品も自動化されており、編集を終えた動画は即座に指定されたサーバに格納される。
今後は、ファッションECサイトへ向けた導入を加速しながら、事業領域を拡大し、動画制作の自動化、省力化に向け、さまざまな用途で利用可能な動画制作プラットフォームを目指す。
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