ヤマハは6月13日、スマートフォンだけで本格的な企業向け動画が低価格に制作できるiOSアプリ「tollite(トリテ)」を開始した。
tolliteは、製品紹介・技術紹介・採用案内といった企業用動画を簡単に制作できるサービス。さまざまなシナリオに対応した撮影用テンプレートが用意され、BGMも自由に選択できる。第1弾として、製造業のシナリオに特化した約50種類のテンプレートを提供(8月後半までにすべてのテンプレートを提供)する。
アプリでは、撮影すべきカットをステップごとに詳細にナビする。各カットで伝えるべき内容やフォーカスすべきポイント、ライトの要否などを例をまじえて解説するため、ナビに従って撮影するだけで、意図を確実に伝えられる動画が撮影できる。
撮影した動画は、アプリを通じてプロの動画クリエーターに送信される。各カットごとに補正し、それぞれの撮影カットを自然につなぎ合わせるなど、プロの手によるクオリティコントロールが施された後、ユーザーに納品される。納品目安は約1週間。価格は3万円(カット数による)からの利用となる。
同社では、企業活動において動画を活用した情報発信が急増する一方で、企業動画の制作には相応のコストが発生し、価格や品質、制作時間にバラツキもあるという。どのように動画を制作すれば良いか分からない企業でも、安定した品質で企業動画を制作できるtolliteを開発した。
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