トヨタは2019年の新型モデルとなる第5世代「Avalon」を、デトロイトで開催中の北米国際オートショーで発表した。このセダンはデザインとテクノロジの面で大きく進歩している。外観は少し凝りすぎにも見えるが、まったく不格好というわけでもない。大きなフロントグリルとボディーに多数入れられた折り目のようなライン、そしてそのキャラクターラインは必ずしも万人向けとはいえないが、少し詳しく紹介したいと思う。
少なくとも写真を見る限り、ハイスペックを備えるこの「Limited」モデルの内装は、日本以外で長い間見てきた中でも最も美しいものの1つだ。実際、10万ドル(約1100万円)を超える「Lexus LC 500」とほぼ同格と言えそうなレベルである。レザーの縫い目の美しさは申し分なく、ダッシュボードの上に浮かぶように配置されてセンターコンソールに流れるようにつながるセンタースタックは見事だ。
内装には、幅広い技術が駆使されてもいる。9インチの容量性タッチスクリーンを搭載する標準装備の「Entune 3.0」、Qi準拠のワイヤレス充電機能、Wi-Fiホットスポット、スマートウォッチ連携機能に加えて、 Amazonの「Alexa」やAppleの「CarPlay」に対応する。現時点で業界最大サイズである10インチのヘッドアップディスプレイは言うまでもない。
Avalonは、新しい高出力の3.5リッターV6エンジンまたは「Toyota Hybrid System II」を搭載するバージョンで提供される。
同モデルは、現行の「Lexus RX」や「Camry」にも採用されている「Toyota New Global Architecture」を基盤としている。また同車種としては初めてトヨタの「アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム」が搭載されているので、デコボコ道も快適に走行できる。
トヨタは米CNETに対し、2019年型Avalonは2018年晩春に発売予定と述べたが、これまでのところ、価格については明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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