Finatextは1月11日、今冬にサービスを開始する仮想通貨コミュニティアプリ「びっとこ!」の事前登録サイトを公開した。
同社では、ビットコインや他の仮想通貨を含む時価総額が約7000億ドル(約79兆円)を超えており、多くの投資家が興味を示しているものの、仮想通貨に関する情報や日本語でのニュースは未だ限定されており、特に海外情報は個人でのアクセスには制限があるのが現状と指摘。また、仮想通貨についての正しい認識が浸透しきれていないことや、情報が散乱し、信憑性に欠けるソースやコミュニティが見受けられるという。
そこで、仮想通貨市場の健全な発展と成長を促すため、最新の仮想通貨の価格情報、仮想通貨ニュース、コミュニティをひとつに集約したびっとこ!と、仮想通貨ポータルサイト「びっとこ!どっとこむ」をリリースするに至ったとしている。
びっとこ!は、仮想通貨に関心を持つユーザーがフェアな環境下で正しい知識と投資力をつけ、実際に取引デビューするためのスマートフォンアプリ。ビットコインの取引ゲームを通して相場感覚や投資感覚を掴み、相場の見方や取引手法についてコミュニティで意見を交換、正確性を担保するため厳選されたニュースで効率よく情報収集するなど、楽しみながら仮想通貨に対する正しい知識と情報の収集をサポートする。
また、びっとこ!どっとこむでは、幅広い仮想通貨の価格情報をチャートで表示するほか、厳選されたニュース、びっとこ!と共通のコミュニティ、取引所情報の比較コンテンツ、仮想通貨の基礎知識コンテンツを配信する。対応通貨はビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ダッシュ、ネム、モネロ、ビットコインキャッシュの8種類となる。
同社は、株アプリ「あすかぶ!」を2014年にリリースして以来、FXアプリ「かるFX」、「FX クルー」、投資信託選びアプリ「Fundect」、投資を身近にするアプリ「moneby」を運営。これらのアプリで培ったコミュニティ運営力を生かし、「びっとこ!」では日本最大の仮想通貨のコミュニティ構築を目指すという。
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