ナウキャストとFinatextは9月9日、カブドットコム証券と協業し、カブドットコム証券を利用する個人投資家向けに資産運用のパーソナルアドバイザリーサービスの共同開発を開始すると発表した。
Finatextとカブドットコム証券は4月に協業を発表し、これまでFinatext独自のアルゴリズムを使用した個別銘柄ランキングをカブドットコム証券へと提供している。
今回の取り組みでは、カブドットコム証券を利用する個人投資家向けに資産運用状況の診断サービスを提供。さらに、一定の要件を満たす取引を行う顧客向けには、実際の取引記録などをもとに、同社とFinatextのデータ解析技術を使用した、よりハイクラスなプライベートアドバイザリーサービスを提供する。
なお、ナウキャストとFinatextは、8月に経営統合を行い、両社の持つビッグデータやデータ解析能力を使って、新しい金融サービスを開発・提供していくことを発表している。今回のカブドットコム証券との共同開発は、経営統合後、初の両社の取り組みとなる。
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